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『諸子百家』湯浅邦弘(岩波新書)
 恥ずかしいことに諸子百家について基本的なことすらよく分かっていない。
『論語』は石川忠志の影響で読もうと準備だけしていたけれど、そのほかの人たちのことが分からない。
 どの思想がどのような関係にある、といった関係性もよく分からなかった。
 たぶん高校時代の倫理社会の科目でやったのかもしれないが、その頃はぼんやり他のことを考えていたし、西洋思想のことの方が重要に思えて聞き流してしまったのだろう。
 孔子、孟子、荘子、墨子、老子、韓非子、孫子。
 彼らがどのように後世に影響を与え、誰が誰の影響にあるか、ということがそれぞれの思想家ごとにコンパクトにわかりやすく書かれている。
 興味を持ったのは非戦のための戦いについて極めた墨子とクラウゼヴィッツにもつながる戦争論を押さえた孫子だが、それに限らずいずれの思想も優れて現代的である。
 というよりは人の考えること、悩むことは何千年も変わらないということか。
 いずれにせよ、まずは孔子。
諸子百家―儒家・墨家・道家・法家・兵家 (中公新書)諸子百家―儒家・墨家・道家・法家・兵家 (中公新書)
(2009/03)
湯浅 邦弘

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2009年07月25日 | | TrackBack:0 | | | Top↑ |
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