バス男

『バス男』ジャレッド・ヘス監督
 友だちに教えてもらった、ひじょうにゆるゆるの映画。
 しかし、このゆるさはここちよい。
 主人公の高校生、ナポレオン・ダイナマイトはけっして無気力だったり、世間に無関心であったりするわけではない。
 ただ、一般的な反応や、行動を取らないだけだ。取れないのかもしれないけど。
 だから周りとうまくいかない。
 だけどうまくいかなくても平気(に見える)。
 こういうのって、元気づけられる。
 私はなんだかうまくやろうとして、いつもつかれてしまっている、なと思わされる。
 それにしても、一般的な反応や、行動を取らないのは主人公ばかりではなく、基本的にこの映画全体がそうやってできている。
 ふつうの映画やドラマで処理されるべきむだみたいな「間」が放置されている。
 それがここちよい。
 現実はたぶんこんなものである。
 
バス男 (ベストヒット・セレクション)バス男 (ベストヒット・セレクション)
(2007/11/21)
ジョン・ヘダー

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